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カウンセリング実施中
治療に先立ち、カウンセリングを行って患者さまのご希望を伺い、大まかな治療計画や費用などをご提案いたします。時間は15~30分ほどで、相談料はいただいておりません。精密検査費用の一部を前払いという形でいただければ、その日のうちに検査をすることもできます。
お子さまの場合、親御さまの目からは問題がないように見えても、歯科医師が見ると何かしらの治療を必要とする状態であることがほとんどです。矯正の必要性をチェックするため、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
一方大人の方は、ご自分で気になるところがあるものの、治療中の見た目などが気になって踏み出せない方が多いようです。矯正方法や装置を工夫することで目立ちにくくできますから、まずはご相談いただければと思います。矯正を専門として診療する立場から、メリットとデメリットをお伝えします。
治療に進むことが決まったら、精密検査を行って可能な限りご負担の少ない治療計画を立て、治療開始です。ご相談から開始まで、1ヶ月ほどかかります。
小児矯正
お子さまの歯並びが悪くなる要因は様々あり、唇を噛む癖や指しゃぶり、口呼吸も悪影響を与えます。見た目だけでなく、噛み合わせも悪くなってしまいます。健やかな成長のため、乳歯が生え揃う3歳ごろと永久歯が生え始める6歳ごろを目安に、ご相談にお連れください。
歯並びの問題は、歯の位置がガタガタになるケースに加え、上下の顎がうまく噛み合っていないケースもあります。下顎が突き出た反対咬合の場合は、3歳からの治療をおすすめします。それ以外のケースでは、6歳ごろからの治療がほとんどです。
ケースにもよりますが、お子さまの治療では基本的に、夜寝ている間だけ装着するマウスピースやヘッドギアを使います。遊んでいる時やお食事中に、矯正装置が邪魔になってしまうことはありません。
顎が小さくて将来的に歯並びが悪くなることが予想される場合も、お子さまのうちに顎を広げる治療をすることで、永久歯が本来の位置に生えるスペースを作ることができます。大人になってから抜歯する可能性を下げることができるので、おすすめです。
表側矯正
表側矯正とは、一般的なワイヤー矯正のことです。永久歯が生え揃った方、大人の方も、治療できます。歯並びにコンプレックスがある、上下の歯が届かなかったり深く重なったりしている、歯に食べ物が挟まりやすいという場合は、矯正をご検討ください。
矯正をすることで、お口元が美しくなることはもちろん、歯磨きがしやすくなるので虫歯や歯周病を防ぐことにつながり、歯の寿命を延ばすことが期待できます。さらに、食いしばりや顎関節症の予防にもなります。
ワイヤー矯正ですと、銀色の器具やワイヤーがネックという方が多いかと思いますが、当院では歯の色になじむ白い器具とワイヤーをご用意しました。
なお、矯正中はいくつかの注意点があります。器具があるために十分な歯磨きができず、虫歯になるリスクが考えられます。そのリスクを下げるため、当院では定期的な通院の際にお口のクリーニングを行う方針です。また、装置が取れてしまう可能性があるので、硬いものや粘り気があるものは、ゆっくり食べるようにしてください。
部分矯正
装置を付ける歯が少ないため、比較的ご負担が少ない矯正方法です。お口全体の矯正よりも短い期間で終えることができます。部分矯正は、前歯の歯並びだけが乱れている方や隙間が開いている方におすすめです。
被せ物を入れる治療をする際、前もって部分矯正で隙間を作るために行うこともあります。治療期間は、半年から1年ほどです。ご年齢の制限はありません。
部分矯正の方法は、いくつかあります。ワイヤー矯正もありますし、マウスピース矯正も可能です。患者さまのお口の状態やご希望に合わせ、おすすめの方法を検討します。
ただし、歯並びがひどく乱れている場合は、部分矯正では改善できません。お口全体の矯正で、しっかりと改善していきましょう。
裏側矯正
裏側矯正というのは、ワイヤー矯正の器具とワイヤーを歯の裏側に付ける矯正方法です。お口を開けても装置がほとんど見えないため、治療中の見た目が気になる方におすすめします。当院の院長は、裏側矯正を得意としております。
裏側矯正を適応できるケースは表側矯正と同じで、ほとんどの状態に対応可能です。治療期間は、表側矯正より少々長めとなります。
裏側矯正の弱点としては、慣れるまで若干発音しづらいことが挙げられます。カウンセリングでは、治療方法のメリットだけでなくデメリットや注意点もお話ししますので、ご自分に合った方法をお選びください。目立ちにくい矯正方法は、ほかに白い装置を使う表側矯正や透明な装置を使うマウスピース矯正があります。
治療の途中でもなるべく生活のご不便を少なくし、明るいお気持ちで過ごしていただきたいと思います。
マウスピース矯正
歯型に合わせて作った薄くて透明なマウスピースを使うため、目立ちにくく、装置の異物感が少ない矯正方法です。歯に隙間がある方、歯並びが少し乱れている方に向いています。以前矯正を受けたものの、後戻りしてしまった方にもおすすめです。
現在の歯並びに近いものから目指す状態に近いものへと段階的にマウスピースを交換していき、1~2年で終了します。長くても3年くらいです。
お食事や歯磨きの際はご自分でマウスピースを外すことができるため、食べ物や歯ブラシが装置に引っかかるわずらわしさはありません。虫歯や歯周病にもなりにくいのがメリットです。そのため、外したままにせず、毎日一定時間装着する意欲が重要な治療方法とも言えます。
なお、歯並びの乱れが大きい場合は、マウスピース矯正ではなく、ワイヤーを使った方法をおすすめします。